「AIで仕事がなくなる」論のウソ この先15年の現実的な雇用シフト
- 作者: 海老原嗣生
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2018/05/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらの本および記事をよみましたが、面白いかったです。
どちらもAIに関して楽観的です。
まずはこの本では感情的なAIに仕事を奪われる論ではなく、具体的にどうなるかを検討しています。
結論としては、AIでできることには限りがあり、AIができないことを人間がやる。生産性が向上するので、簡単な仕事なのに給与は高いという楽観論が本の方では書かれています。
ほりえもんの記事ではAiによるメリットの部分が書かれています。
人間しかできないことをやるようになる。機械ができることは機械に任せて
人間にしかできないことをやる。という主張をしています。
私はとても納得しました。AIが仕事を奪い、人間に反乱を起こすは考えにくいと思いました。しかしAIをつかって悪いことをする人は必ずいると思いますのでそれに対してどう対抗するのかというのが大事だと思います。
そういう検討事項はありますが、日本では人口減少ということがあり、生産性の向上はまったなしです。AIの導入はよいことだとは思います。今の技術の発展速度だと実は追いつけないのではという気がしています。日経の記事にもありましたが、日本ではまだ自動化店舗の無人化というものは普及があまり進んでいません。私の家の近くのスーパーはいまだセルフレジなど導入していません。
もっと生産性の向上が進んだときに日本社会はだいぶ変わっていると思います。