勘から科学へ

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景気が悪いと騒がれるのはいいことだ

目次

  

今下記のように言われています。

 

週刊東洋経済 2019年3/23号 [雑誌](不動産バブル崩壊前夜)

週刊東洋経済 2019年3/23号 [雑誌](不動産バブル崩壊前夜)

 

 

最近ちまたではこのように景気が悪くなるという言論があふれています。

 

ニュースの背景

なぜ今こんなに言われているのでしょうか。

もちろん米中貿易戦争など実際に景気は悪くなりそうです。

ただ雑誌とは売れないいけません。

いいニュースより悪いニュースに反応するのは人の性というものです。

なのであおっているということも考えられます。

事実と意見は分けて考えないといけません。

 

実際にどうなのか

 私は景気は悪くなると思います。

なぜなら景気というのは気の持ちようだからです。

みんなが景気が悪くなりそうだと思えば消費を抑えようします。

そして貯蓄に走ります。

今、銀行にお金がたくさんあっても、銀行は貸出先を探すのに苦労しています。

お金が回らず景気は悪くなると思います

予言の自己成就みたいなところがあると思います。

 

しかしあまり心配していません。

逆説的にみんなが景気が悪くなるからと言っているからです。

本当に恐れなければいけないのはみんなが躁状態になっているときです。

 

みんながうまくいくと思って突っ走っているときに

突然の減速これが一番恐ろしいです。

 

ロックフェラーは靴磨きの少年まで株の話を始めたのでバブルがもう弾けると予想して

大恐慌でも損をしなかったといわれています。

 

今はメディアはみな景気悪化の観測を流しています。

もちろん景気は減速するでしょう。

ただこの調整は一時的なものです。

回復し始めると、また躁状態になります。

それの繰り返しです。

投資の格言に下記のような言葉はあります。

強気相場は、悲観の中に生まれ、
懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、
幸福感の中で消えていく

今はみな悲観的ですが、これが楽観的に変わったときこそ本当に注意が必要です。

 

週明けの投資予測

米株が下がったように日経も下がると思います。

三月末が近いということもあり、

株価がさがったらいくつか優待を狙っていこうと思います。

権利確定してさらに下がるかもしれませんが

そこは優待のコストとして割り切って待ちます。