前この記事で終身雇用が終わりつつあることを書きました。
しかし同時に人手不足という記事もあります。
人手不足なら人員確保のために終身雇用にしてもいいはずなのになんででしょう。
そもそも終身雇用とは高度成長期に人手を確保するための施策でした。
外国人労働者もついに入ってきています。
この矛盾した現象は何なんでしょう。
私の仮説
私の仮説ですが、今日本で、すごい変化が起きつつあります。
それはルーチンの事務職が消えつつあるということです。
中難易度の事務の仕事が消えているのかもしれません。
結果AIやRPAで代替できない企画などクリエイティブな仕事と物理的な労働(店舗での接客や建設現場など)が残っていくのかもしれません。
今人手不足が叫ばれているのは物理的な労働の方かもしれません。
そのためか下記のように感じる人がいるようです。
中間層がなくなり仕事の2極化が激しくなっていきそうです。
そのうちの片方の肉体労働者のイギリスの事例を書いた本が下記になります。
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読んでいてすごく悲しくなりました。
過酷な労働現場が描かれています。
本当にこのままだと一部のすごいクリエイティブなことをする人とそれ以外の人で格差がうまれそうです。
これ自体は私が言うまでのなく色々なところで言われていますが、なんとなく最近ニュースをみているとその動きが加速しているなという風に感じます。
例えば下記のような記事があり、事務職はどんどん減らせているなというイメージがあります。
色々なリンクを貼りましたが、大きな流れが基になっている個別事例な気がします。
これが社会をいい方向に導ければいいのですが、多数の人を不幸にする感じがします。
今の子供達が大人になるころには高度が仕事ができなければ、本当に補助的な物理的な仕事しかできないかもしれません。
うまく言語化しきれていないかもしれませんが、引き続きこのトピックは考えていきたいと思います。