日本でバブルはまだ起きていない

レイダリオ氏による経済の説明の動画です。

レイダリオ氏はヘッジファンドマネージャーです。

リーマンショックのときのプラスで乗り切りました。

ただ最近は市場に対してアンダーパフォームしているようです。

とてもわかりやすいのでお勧めです。

誰かの支出は誰かの収入、債務が経済の波を決めるなど

とても参考になります。

他にも最近本が日本でも出版されました。

楽天で購入

さて債務の面から経済を考えていくと不安要素はいくつもあります。

債務の膨張に対して警戒を呼びかける記事がでております。

さて日本の債務はどうなのでしょうか。

調べてみましたが、政府債務の話はたくさんでてきますが、

企業債務の話は検索してみましたがわからなかったです。

ただ家計にかんしては債務はほとんど増えていない模様です。

日本家計負債(対GDP比

バブルなどがあり、借金＝悪みたいな図式が刷り込まれているのか、

それとも単純にサラ金などでも規制がかかったためなのか。

はたまた給与があがらないからなのか。

状況はわかりませんが家計は借り入れを増やしていないようですね。

企業も実は借り入れよりもIPOやクラウドファンディングなど

直接金融よりのシフトが増えている気がします。

もちろん大金は銀行から借りないといけないと思うので、銀行から借りたいという需要もまだまだあると思います。

とはいえ、日本は債務が増えていないのでバブルからは程遠いのかもしれません。

大不況が起こるとしたらやはり海外からなのかという感じですね。

東京オリンピックが終われば、その反動で景気は落ち込みそうです。

そのため、私は現金比率を増やしています。

G20などのイベントも控えており、相場はまだまだ動きそうです。

米中の貿易交渉がどうなるか気になっています。

正直、何かしらの妥結ができるとは思えないので、さらに景気などは落ちると思うのですが、株価はもう織り込んでいるのでしょうか。

メキシコ関税の話ですごいあがったりさがったりしていましたが、政治イベントに振り回される相場は続きそうです。

勘から科学へ