勘から科学へ

勘で投資している投資家がより論理的投資ができるようになるためにつけているブログ。

「天気の子」の感想 まるで一枚の絵画

「天気の子」

tenkinoko.com

 

これを見てきました。

 

すごくよかったと思います。

 

お勧めしたいポイント三つ

・とにかく絵がきれい

 絵がとてもきれいです。

 背景が東京なんだけど、東京じゃない。とても美しかったです、

 見慣れた風景なのですが、とても美しかったです。

 これはもうみていただくしかありません。

 

・主人公のひたむきさ

 主人公がひたむきにがんばります。

 がんばって応援したくなります。

 

・音楽

 今回も音楽はすばらしいですし、タイミングも最高でした。

 私の知り合いはわざわざCDを買ったとか。

 

感想 ※ネタばれ注意

ここから先は実際に映画をみた人向きです。

ネタばれされたくない方は見てから読んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は主人公に感情移入できませんでした。

主人公が15歳ということで若い!

 

どちらかというと須賀のほうに感情移入していました。

人間年取ると悪い意味で大人になるというか自分の人生、達観してしまうというか、

主人公に言うせりふが「大人になれよ」というどうなんだろうと思ってしまいました。

まあ人間年を取ると色々背負ってしまうのでしょうがない部分もあるのかもしれませんが。

 

アニメや物語の主人公がどんどん自分より若くなっていく。

初デートのドキドキ感とかほほえましくみてしまいました。

完全に親目線。。。

 

「君の名は」のキャラがでていたのはよかったのですが、

東京が雨が降り続けて水没してしまったので、ラストはできないのでは。

完全にバッドエンドになっています。パラレルワールドですかね。

まあ前作を知っているので楽しめました。

 

ストーリーが若干雑というかご都合主義なところはあります。

主人公はなぜ自分の島がいやなのかという掘り下げがあってもいいと思いましたし、

警察署からそんなに簡単に逃げられるものでしょうか。

他にも警察署から逃げるときに夏美がやってくるタイミングなどが

ご都合主義な気がします。

 

そもそも天候を回復させるのに人柱以外方法はないのでしょうか。

時間がたてば自然と戻るとかないのでしょうか。

 

ジャンル的にはセカイ系といわれるものだと思います。

ヒロインか世界かを選ばないといけなくなり、

ヒロインを選んで世界を救わないパターンは初めてみました。

自分の幸せを追求することの肯定でしょうか。

 

水音が多いせいか、途中で猛烈にトイレに行きたくなりました。

エンディングを迎えて、

スタッフロールになだれ込んだ瞬間トイレに向かっていました。

ラストに近づくにつれ、別の意味で鳥肌や汗がでていました。

 

色々ストーリー的には思うものはあるのですが、

とりあえず映像がきれい!それで全てが許せる。そんな感じがしました。