この記事を読んで驚きました。
まずは業界構造の変化について。かつては企業のトップ相手に、全社的な経営戦略を指南するのが「戦略コンサル」、その実行支援まで手がけるのが「総合コンサル」とされていた。それがいまや両者の境目が曖昧になり、競合するケースが増加。さらに、クライアントである事業会社にコンサル出身者が増えた結果、ある意味「コンサルの使い方」がうまくなり、単価の高い経営戦略案件が少なくなっているという。
コンサルがコモディティ化しているようです。
ネットで調べると別に今に始まった話ではない模様。
この記事はコンサルとの方が書いているのですが、こんなことが書かれています。
それでもこのランキングは金太郎飴的にステレオタイプが志望する対象で、一種のコモディティ化の現れではないかと。お利口さんにお勉強ができる子がこの順に行く。現代のコンサルは、尖ったヤツが行く業界ではないですね。
ほかにもこんなコメントをしていました。
うまくパワーポイントでデコレーションして、これはレコメンデーションですっていう、いわばそれが作品じゃないですか。だからそこに職人魂をかけるんですけど、社長からしてみれば別に初めの1ページぐらいですよね、本当に意味があるのは。社長は日々死ぬほど忙しいですから、ほとんどの社長は、コンサルが気にしてるほど注意深くパワポとか読んだりしないです。初めの1ページのエクゼクティブサマリーと、鍵となってくる分析が2、3枚あれば用は足りるわけですね。
私が就職活動していたときはコンサルというとすごくあこがれたものなのに、
まさかコモディティ化が騒がれているとは、ちなみにこの記事は2017年の記事です。
そのため今に始まったわけではなさそうです。
古い記事だと2013年のを見つけました。
結局これは何を意味するのでしょうか。
知識の陳腐化ということなのでしょう。
実は企業が抱えている課題はどこも同じなのかもしれません。
そのため課題に対してのソリューションが過剰になっているということを
下記本で読んだことががあります。これからはまだ課題と認識されていないものを課題として認識してもらう必要があるのかもしれません。
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まだニーズとして気がつかれていないものをいかに発掘するか。
つまり誰も気がついていない問題に対して、解決策を提案できる、そんな差別化できている企業。
そんな企業に投資をしたいなと思いました。