昨日誠品生活日本橋にいきました。
代官山の蔦家が参考にしたお店らしいです。
私が行った感想としては無印良品が本屋を作ったこうなるだろうという感じです。
ビジネススキルが商業技能の書かれていたのが台湾っぽかったです。
人がたくさんいました。本以外にも色々なお店があり色々売ってました。
本の品揃えとしては奇をてらったものはなく王道をいく本屋という感じがしました。
代官山の蔦家と同じでアートに関する本を押し出していたという感じでしょうか。
台湾に関する本も多く、売る場の作り方にお店の意思を感じることができました。
こちらの記事でも書きましたが、本屋とは本を売る場所ではなくなりつつあります。
文化的空間を売る場所になりつつあるのではないでしょうか。
誠品書店でも内容はあまり見てないのでよくわかりませんが、講演会が開かれていたりしました。
ジュンク堂池袋本店でもカフェがあり、講演会が開かれています。
そもそも本は利益率が高い商品ではありません。
粗利が22%と決まっています。仮に本を買い切りだとしても粗利は35%ぐらいにしかなりません。
ジュンク堂、丸善の本屋を運営している丸善CHIホールディングスも儲かっている会社とはいえません。
遊べる本屋を標榜するヴィレッジヴァンガードもここのところ業績がよくありません。
本屋以外の色々なことをやっている業態のお店でさえ、厳しいので、街の中小の本屋はとても厳しいと思います。
次に行ってみたいのが文喫という本屋です。ここの特徴はなんと言っても入場料がかかるということです。
1500円かかるらしいですが、とても人気らしいです。
コーヒーや煎茶は無料で飲めるらしいです。
とても表面的な情報しかお伝えできていませんが、実際に一回はいってみようと思います。
ただ本を並べる本屋からテーマをもって本を取り扱う本屋になっていくのかもしれません。それぞれの本屋が特色をもって品揃えをしていく世の中になっていくと思います。アマゾンなどにもありますが、何をレコメンドできるかどうかが本屋の生き残りを決めていく気がします。
加えてなんだか本が知識を得るものからファッションアイテムの一部になっているような感じがします。
情報を得るための読書は電子書籍でやり、文化としての読書は紙の本でやるのが未来の読書なのかもしれません。