この本を読みました。
同じ勉強をしていてなぜ差がつくのか。
たしかに面白い質問です。
逆にすごい優秀な人は何をしているのでしょうか。
この本の結論をいうと優秀な人は常に学んでいる。
机に座るだけが勉強なのではありません。
すごく納得感があります。
私のすごく優秀な高校に進学した同級生と高校時代にあったとき、
雲から光がさしているのをみて、チンダル現象だと言っていました。
チンダル現象がなにかは上記記事をご参照ください。
私もたぶん化学の授業で習っていましたが、
そこの知識と現象のつなぎ合わせができていませんでした。
それができている同級生はすごいなと思いましたし、
チンダル現象はいまだ覚えています。
じゃあそう言う優秀な子を育てるためにはどうすればいいのか。
育てるためのパワーワードの紹介があります。
10個あるのですが、最初の3つだけでもかなりパワフルです。
・なぜなんだろう
・どう思う
・どうしたらいい
この三つです。
特に最後のどうしたらいいというのが大事だと思います。
ネットの記事とかを読んでいると、2番目のどう思うだけの記事が多く目につきます。
・安倍政権が悪い
・日本の感染症対策はだめだ
こんな感じの記事です。
本当にあるべきはなぜとどうしたらいいとセットで説明できることでしょう。
例えば、安倍政権が悪いの例で行くと、なぜ悪いのかを説明して、
ではどうすればいいのかを説くことができたら
かなりいい記事なのではないでしょうか。
あまり驚くようなことは書いていない本です。
当たり前のことが当たり前に書いてある本です。
つまり優秀になるには近道がないということを教えてくれます。
基本はとてもシンプルです。
それを愚直に実行できるかどうかだと私はこの本を読んで思いました。